こんにちは。
7か月後にはゲストハウスオーナー、ぶーです。
先日、ボクは校正作業が苦手だ、という内容のブログを書きました。
ゲストハウス黒島のホームページを公開する直前、大事な作業と分かっていながら校正作業になかなか取りかかれないのはなぜだろうと考えた末に、出てきた答えが「そもそも校正作業の類が苦手だから」でした。
ボクは校正作業が苦手だ。
こう気づいた時に思いがけずテンションが上がってしまいブログを書いたのですが、書いた後にも何かしこりのような違和感が自分の中にありました。
確かに校正作業が苦手なのは事実だけど、なんかそれだけじゃない、すごくソワソワする感じがあるよなぁと。
しばらく考えてから気づいたのですが、このソワソワする感覚は“テストの前日に部屋の片付けをする”あの感じそのものなんです。
大事なことと分かっているのに、正面から向き合うことを避け、何か他のもっともらしいことをして自分自身を必死に誤魔化そうとしている感覚。
まずは集中して勉強できる環境を作らないと!そうだ掃除だ!と自分に大義名分を与えてみたり、
テストがうまくいかなかった場合に備えて「前日に掃除をしてたから、オレ」という言い訳の種を蒔いてみたり。
そういえば、そもそもテストの前日に掃除をするときの心境ってどんなだろう。
こう自分に問いかけたときに気づいたんです。
あぁ、そうか。
「不安」だ。
ボクは今、不安なんだ。
ホームページが公開され、これから自分がつくろうとしているゲストハウス黒島のイメージが分かりやすい形で世に出る。
「準備中」とするページも多いけど、半年以上悩んだコンセプトや、サービスの柱、すべてが人の目に晒される。
ボクが思い描くゲストハウス黒島を形にできれば、間違いなく面白い宿になる。
自分だったら絶対に行ってみたい宿の一つになる。その自信はある。
でもどうだ?
自分が面白いって思うことを、自分と同じように面白がってくれる人が世の中にどれだけいる?独りよがりじゃないか?
それに「漁師で猟師」を謳うけど、本当に形にできるか?
船も、漁業権も、狩猟の道具だってまだ持ってないぞ。それにジビエ肉を提供するには驚くほどお金がかかる設備を整えなきゃいけないってことも最近知ったぞ。
大丈夫か?自分。本当にそのまま前に進んでいいのか?
自分が今「不安」を感じていると分かった途端、今まで押し殺してきた問いの数々が「今だ!」と言わんばかりに次々とボクへ襲いかかってきました。
ここ数ヶ月、ボクは「不安などない!前へ!前へ!」と自分を焚きつけるように行動してきた覚えがあります。
でも本当は違ったのかもしれません。
毎朝3時台に起きて開業に向けた作業をするのも、開設したばかりのインスタグラムに結構なボリュームの文章を毎日投稿するのも、すべては震える膝を押さえつけるためにしてきたことなんです。きっと。
ホームページ作成にあたっては、WEBデザイナーさんと何度も打ち合わせを重ねてきました。
ゲストハウス黒島の説明に関する文章はボクが書きましたが、イラストやデザインなどはすべて、ボクのイメージをWEBデザイナーさんが形にしてくれたものです。
ボクが知らないところでも膨大な作業が生じていたはずだし、一度仕上がりかけた素案にボクが「四季の感じを出せたら」と言ったのを受けて、構成を土台からやり直してくださいました。
それなのに、ホームページの公開直前になってボクがヒヨッているというのはなんとも情けないし、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
でも、申し訳ない気持ちなんかをボクが持ったところで、それを受け取りたい人なんて一人もいないのは分かっています。
ここらでボクは、腹を括って覚悟を決めなければいけません。
よし、やるぞ。
この先誰がなんと言おうとボクはゲストハウス黒島を素晴らしい宿に仕上げるし、精一杯背伸びして掲げた宿のコンセプトだって絶対に実現してやる。
最初のうち、誰も興味を示してくれなくてもいいじゃないか。
自分が本当に面白いと思うことを追い求め、形にしていけば、いつか同じように面白がってくれる人は現れる。
今だってもう、ボクにはもったいないほど最高な仲間が集まり始めているんだ。
恐れるな。自分を信じろ。
たかがホームページ公開。
たかが田舎のゲストハウス。
それでも小心者のボクがビビるには十分すぎるプレッシャーだったようで(笑
この先ボクは、クラウドファンディングにも挑戦します。
資金調達もそうですが、たくさんの人にゲストハウス黒島を知ってもらったり、応援してくれる仲間を募るのが目的です。
ホームページを公開するだけでもこの有様なのに「お金をください」なんて頭を下げるのには本当に勇気がいるんだろうなぁ。
まぁ先の心配はさておき。
ゲストハウス黒島のホームページは11月30日公開予定です。
応援いただける方は、拡散にご協力くださいますととっても嬉しいです。
今日もお読みいただきありがとうございました!
バイぶ〜