自分の軸探しに奔走中、ぶーです。
今回はボクの実体験をもとに、あなたがご自身の「強み」を最も手っ取り早く知る方法をお伝えします!
あなたは今、仕事に関して次の項目に当てはまっていませんか?
- 友達に会うとつい仕事のグチを言ってしまう
- 仕事中は気持ちが前向きにならず、いいアイデアが思い浮かばない
- 職場の同僚とは必要最小限でしか関わりたくない
もし当てはまる項目があるのなら、あなたはきっと自分の「強み」を仕事に活かせていないのでしょう。
でも「あなたの強みって何?」って聞かれても、すぐには答えられないんじゃないでしょうか。
履歴書を書くときだって趣味欄はすぐに書けるのに特技欄は書くのに困ったという経験、ありますよね?
はい。ボクも自分の「強み」なんて全然知らない、その一人でした。
この記事では、ボクが自分の「強み」を知るために試した数々の方法から、最も手っ取り早く、かつ信頼性が高い方法をお伝えします。
そもそも何で自分の「強み」を知らなきゃいけないの?
なぜ自分の「強み」を知る必要があるか。
それは今の仕事が本当にあなたに合っているかを知る第一歩となるからです。
仕事もプライベートも充実しきっていて楽しい!という人は、きっと色々な職種を経て天職にありついたか、昔からの夢だった仕事につくことができた人でしょう。
けれど多くの人は、学生時代に知り得た(数少ない?)選択肢から仕事を選び、日々苦悩を抱えながらも、今まで一生懸命仕事に励んできたこととと思います。
ボク自身もまさに後者の一人です。
学生時代に知っていた選択肢は「民間企業」か「公務員」かの2択しかありませんでした。
しかも幼い頃から「お前に民間企業は向いてない」と父親に言われ、素直にそう信じていたもんですから、消去法的な感じで公務員になったわけです(プロのスノーボーダーになりたい!なんてたわけていた時期はありましたが)。
自分でもこれまでよく続いたもんだと思いますが、公務員として働くことはや10年。
自分の心がだんだんと失われていくことに危機感を覚え、公務員を辞める決意をしました(ビビりだからまだ辞めてないけど)。
ただ、辞める決意まではしたものの、辞めたあとの行動指針となる「自分の軸」が定まらない。
「自分の軸」がないまま公務員を辞めても、場当たり的に収入源を探してさまようという未来予想図がリアルに描けてしまったので、まずは「自分の軸」を定めようと考えました。
そして「自分の軸」ってどうやって定めたらいいの?ってことを調べるうちに、まずは自分の「強み」を把握する必要があると知りました。
少し抽象度が高い言い方をすると、「自分の軸」は人生の羅針盤で、自分の「強み」というのは、人生の羅針盤の1パーツです。
「自分の軸(=人生の羅針盤)」については今後まとめ記事を書きますが、何はともあれ「強み」を知ることが必要です。
(「自分の軸」については“やぎぺー”さんという方の「八木仁平公式ブログ」から学びました。無料なのにとっても理路整然と自己理解についてまとめられておりますので、めっちゃオススメですよ!)
自分の強みを知る方法。それは「ストレングス・ファインダー2.0」
前置きが長くなりましたが、「ストレングス・ファインダー2.0」について説明していきます。
「ストレングス・ファインダー2.0」は、ひとことで言うと
「強み」を知り、活かすための最強の心理テスト
です。
心理テストといってもスピリチュアルな匂いのするものとは一線を画しています。
アメリカのクリフトン博士という方が、10万件以上の才能に基づくインタビュー結果をデータベース化したものから、最も共通性のある34の資質を抽出したものだそうです。
(念のため先に断っておきますが、この記事はセミナーの勧誘をしたり、心理テストを有料で売ろうとしたりする類のものではないのでご安心を)
「ストレングス・ファインダー2.0」を活用するために必要なのは、
- 本の購入費用1,800円+税
- 数百の質問に答えるための時間(1〜1.5時間)
この2つのみです。
「金かかるんかい!」って思った方は、“いつもなんとなく参加する「仕事飲み」の2次会”を次こそ断ると決めて、1冊の本を買ってみてください。
普段上司のグチを聞くために使っているお金と時間で、あなたの「強み」と、「強み」を活かした行動アイデアを知ることができます。
本は次の2部構成となっています。
- 「強み」を知る必要性の解説(30ページ程度のまえがき)
- 34の資質と行動アイデア
「ストレングス・ファインダー2.0」の使い方。「強み」を知ろう。
では「ストレングス・ファインダー2.0」の具体的な使い方を5ステップでお伝えします。
ステップ1 「ストレングス・ファインダー2.0」の書籍版を買う
ここでわざわざ「書籍版」と書いたのは、ステップ4で使用するアクセスコードを得る方法が2つあるからです。
方法が2つ、といっても迷う必要はありません。
答えは「書籍版」を買う。この1択です。
本を購入せずともWeb上でアクセスコードを購入することができるのですが、ボクが確認した時点では、本の値段よりアクセスコードのみをWeb上で購入するための価格が上回っていました。
あと、これはボクの体験談にはなるんですが、ステップ5で行う「資質について読む」作業は複数回繰り返すことになるかと思います。
いちいちサイトにログインするより、手元に本の形で置いておく方が便利です。
ステップ2 本のまえがき部分(約30ページ)を読む
結果だけ早く知りたい!って方は、正直このステップは飛ばしてもいいです。
ですが結構いいことが書いてありますので、時間ができたときに読むことをオススメします。
個人的には「短所を埋めるのではなく長所を伸ばす方が成功への近道だ」的な話が結構好きでした。
ステップ3 スマホまたはPCでサイトにアクセス
ここからは1.5時間程度、余裕を持つなら2時間程度の時間を確保して取り組んでください。
サイトURLは本の巻末に記載してあります(下の写真)。
ステップ4 アクセスコードを入力後、ウェブテストを受ける
さあ、いよいよウェブテストを受ける作業です。
サイトアクセス後、アクセスコード(写真中黒字の英数字10文字)を入力して、簡単な質問に答え続けてください。
回答は選択式です。
単調な質問に答えることはまぁまぁ退屈ですが、それこそ2次会で上司のグチを聞くと思って(←しつこい)。
(ちなみに、アクセスコードは1度使用すると使えない仕組みになっていますので、写真中のコードを入力してもログインできません。)
ステップ5 本であなたの上位5つの資質について読む
ここまできたらもう、本に褒められまくって、それはそれはいい気分になっちゃってください。
手元にはビールなんか置いておいてもいいかもしれませんね!(笑)
「ストレングス・ファインダー2.0」が教えてくれる「強み」の一例
参考までに、ボクの資質の1位は「着想」と診断されたのですが、どんなことが書かれているのか簡単に引用しておきますね。
まずは「着想」の説明です。
あなたは着想に魅力を感じます。
(中略)
着想とはほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する的確で簡潔な考え方を発見すると、うれしくなります。
次に「着想」の資質を持つ人への行動アイデアが書かれています。
マーケティングや広告、ジャーナリズム、デザイン、新商品の開発など、あなたのアイデアが功績になり、それで対価を得る仕事を探しましょう。
(中略)
〈分析思考〉の資質が高い人とパートナーを組むと良いでしょう。この人はあなたに質問を投げかけ、挑んできます。あなたのアイデアを強化してくれるでしょう。
最後に「着想が高い人との働き方」について書かれています。
この項目はおまけになるかもしれませんが、企業なんかだと同じプロジェクトに取り組むメンバー同士がお互いの資質を理解するのに役立ちます。
適材適所の働き方や成果を出すためのコミュニケーションのヒントとなるでしょう。
この人は言葉が持っている力を楽しみます。コンセプトやアイデア、パターンにぴたっとあてはまる言葉の組み合わせが心に浮かんだらこの人と共有しましょう。この人の思考を刺激するはずです。
ここまでで1つの資質に対する説明文のざっと1〜2割、というところです。
どうです?かなり具体的ですよね。
もちろん資質についての記述内容全てが「当たっている」と感じるわけではありません。
ですがそもそも「強み」という抽象的な概念を言語化して理解するのに、100点の答えなどないのです。
「当たっているな」と感じるあなたの「強み」をいくつか抽出して、それらをまずは信じて歩みを進めるというスタンスでも良いのではないでしょうか。
ちなみにボクの周りでは5人以上が「ストレングス・ファインダー2.0」を活用していますが、それぞれがまったく異なる資質の組み合わせになりました。
まとめ 「強み」を知った後にしたいこと
記事の冒頭でも書きましたが、「強み」を知ることは人生の羅針盤の1パーツを手に入れる行為です。
「強み」そのものを知ることはもちろん重要ですが、大切なのは「強み」を活かす場所や活かし方です。
このあたりは別記事で書いていきますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
バイぶ〜