ゲストハウス

「ゲストハウス黒島」用物件の売買交渉が成立しました!

こんにちは、ぶーです。

ついに!!!
ゲストハウス用物件の売買交渉がまとまりました!!!

1.5日間に渡る個人交渉の末、

・希望価格+20万円
・残置物撤去は買主負担

の譲歩により交渉成立。

最終的な売買金額は(オーナーさんの心情もあるので)ネットには書けませんが、顔を合わせた方から直接聞かれれば包み隠さず伝えてます。

ちなみに、固定資産税評価額とほぼ同額です。

集落の方からは「あんたが住みながらキレイに片付けて、蔵の片付けまで請け負って、その金額は。。。そりゃないわぁ!!!」

との反応をいただきました(笑

けど、いいんです。

多少予算オーバーでも、ゲストハウス計画における最初の関門を突破できた。それで満足です。

 

 

ゲストハウス用物件の売買交渉で考えさせられたこと

それに今回、オーナーさんと売買交渉を進める中で色々学ぶこともできました。

価格交渉の場面ではついつい目先の金額に焦点を合わせてしまいがちです。

売る側は1円でも高く、買う側は1円でも安く、と。

 

ただ、長い目で考えると必ずしも「安さは正義」ではないと気づいたんです。

 

集落の狭いコミュニティにおいては、噂はSNSより早く広まります。

「あいつはうまいこと言うて家を安く手に入れたんや」みたいな情報が伝わると、以降自分の元へ良い話は回ってこなくなります。

 

それに少し視野を広げると、あまりに安い金額で家を買う事例が頻発した場合、集落内での物件の流通が停滞する可能性もあるかなと。

例えば世の中には「1円で家を買いました!」みたいな話があります。

基本的には売主と買主の両者が合意していれば良いのかもしれませんが、仮に自分の隣の家が1円で売れたとなったら。。。

やる気を無くしますよね(笑

 

家を売るのも結構なエネルギーが必要です。

相続した家であれば登記を自分の元へ移すのに数万円から数十万円。

不動産会社に売買仲介をお願いすれば手数料に20万円ほど。

諸々の手続きに要する労力と数十万円の費用をかけて家に1円の値しかつかないとすれば、「とりあえず放置すっか」となり空き家化が進む。

こんなシナリオが想像できます。

 

なので、集落内の空き家化に歯止めをかけようとするのであれば、「売った時に多少の手残りが発生する売買金額の相場感」が集落内で形成されている必要があるんじゃないかなと思うんです。

実際に今回ボクがオーナーさんと売買交渉を進める途中でも「いくらで買うたんや!?」と何度も集落の方から聞かれました(笑

興味本位の気持ちとは別に、「一体自分の家はいくらくらいで売れるんだろうか」と自分事に置き換えて考える気持ちは当然あったはずです。

 

今回の交渉は結果的に「損して得とれ」状態に終わったと思っています。

 

・売買金額面での譲歩

・残置物整理を引き受けたこと

 

この2点を譲った代わりに、

「あいつは適正な価格で家を買って、片付けも自分でした」

との信頼を得ることができたのではと。

 

そう思って自分を納得させることとします(←本音(笑

 

ゲストハウス用物件の売買交渉で失敗したこと

どうしても自分を納得させられない失敗もありました。

2階建ての蔵に、床から天井まで、足の踏み場もないくらいに積まれた荷物を前に、

「ワシにはとても整理しきれん。かと言って業者に払う処分費用はもったいない」

とオーナーさん。

 

物件の売買金額で折り合いがついていなかったこともあり、

・蔵の荷物出しを引き受けること

・大切なものの判別だけしにきて欲しい

・作業を行う代わりに売買金額を安くして欲しい

の3点を伝えました。

 

この判断が失敗を生んだのです。

毎朝4時起きで出勤前に蔵整理を行うこと2週間。

 

蔵を整理する途中で見つかる食器や花瓶、屏風など、ゲストハウスで活用させてもらえたらなぁと思うものはたくさんありました。

 

「別の部屋にこっそり移動しておけば分からないよな」

と何度か頭をよぎるものの、

「ボクを信用いただけるのであれば、蔵の鍵をお貸しください」

と言った手前、約束を破るわけにもいかない。

雑多な衣類や食器類など、あらかじめ捨てる承諾を得たもの以外は全て、一切手をつけずに居間に並べました。

 

 

そしてオーナーさんが大切に持ち帰るものを判別しに来た当日。。。

なんと!!!

 

オーナーさん手配のネット広告業者が現れ、歴史を物語る品々含め、お金に代わる物は全て買い叩かれてしまったんです。

黒島に存在してこそ意味のある品も、「こんな物は金にならないんですよ」「箱には明治と書いてありますけど、中身は昭和のものですよ」と業者が薄く笑いながら搬出。

オーナーさんは「自分じゃ金になるか判断できないからね。君も商売するなら、捨てることばかりじゃなく金に変える発想を持たないといけないよ」と。

想い出の品々と最後に向き合って欲しいと、蔵の整理と荷出しを引き受けたのに。

プロの判断に間違いはないと信じるオーナーさんに悪気はない。

情報格差により安く仕入れ、高く売る業者の仕事も一つのビジネスモデル。

この場に誰一人悪者はいないと自分に言い聞かせながらも、握ったこぶしは震えました。

 

結局、オーナーさんが業者から受け取ったのはガソリン代程度のわずかなお金。

2週間の苦労はなんだったのか。

一気に身体の力が抜けました。

 

今回の失敗から得た学びは次のとおり。

・譲って欲しいと思ったものは脇によけておく了承を事前に得ること

・蔵や空き家の荷物整理を引き受ける時点で、物件の売買金額に決着をつけること

(後から「頑張りましたので!」と言っても交渉材料にならない)

 

業者が引き取らなかったものの中には、黒島の祭りで使用される物や、冠婚葬祭で使われた御膳も。

「お金にはならないが歴史を物語る」ものは、ゲストハウスで大切に活用します。

 

悔しい思いもしましたが、交渉をまとめることが最優先事項。

最後はオーナーさんと笑顔で握手を交わし、一歩前進です。

後々のトラブルを防ぐため、昼食休憩の間に覚書も作成。
契約、登記まで気を抜くことはできませんが。

 

今回価格交渉の場面では、オーナーさんとボクの両者が信頼する地元の方に立ち合いをいただきました。
板挟み役を快く引き受けてくださり、本当に感謝。お礼は忘れずに。

 

蔵の荷物処分、お手伝いさんを募集します

ちなみに、交渉の中で引き受けた、蔵から出した荷物の処分。
改修期間を考えると、1〜2か月かけて一人でチンタラ荷物処分をしている余裕はないなと(泣


お手伝いさんを募集して「蔵の荷物片付けイベント」をします。

 

日程はR5.7.29(土)、8時〜13時。

ゲストハウス黒島集合にてお願いします。

 

【ゲストハウス黒島、蔵の荷物片付け大作戦!!!】

日程:R5.7.29(土) 8時〜13時

場所:ゲストハウス黒島(参加者に詳細な場所をお伝えします)

お礼:「3,000億万くろしま」と門前町の美味しいご飯

 

「1億万くろしま=1円」として、ゲストハウス黒島開業後に金券としてご使用いただけます。

昼食は門前町のグルメを。

 

定員は5名くらい。

 

ご連絡は各種SNSのDMにてお願いします!!!

ゲストハウス黒島を応援してくださる方、ご参加をお待ちしております!!!

 

バイぶ〜