「能登移住しますんで」と勝手に言ってきた
「来年から能登に住むよ」と同僚に伝えると「公務員やめるの?」と聞かれ、「人事異動で能登に飛ばしてもらう」と言うと「内示は3月末じゃ?」と訝しがられ、「いや決めたから。もう住む家も探してる」と噛み合わない答えを返す。
決定事項っぽく語るのは、周囲と自分に意志の固さを言い聞かせるため
— ぶー@遊び人×公務員【金沢⏩能登移住】 (@bu_asobinin) March 8, 2021
叶わないのですが、住む家だって半年以上前から探しました。 たくさんの方の助けをいただき、やっとこさ住む家だけは決まりそうです。
能登移住×空き家
「なぜいつの間にか、空き家に住むことにこだわってるんだろうボクは」
ふと考えた。
金沢の中心で2LDKのアパートに5万で住むより、限界集落の空き家を選ぶ理由。・ゼロに近いとこから暮らしを作り生きる力を身につけたい
・最初からキレイな家より、ボロが輝いていく過程に憧れるこれだな🧐
— ぶー@遊び人×公務員【金沢⏩能登移住】 (@bu_asobinin) February 27, 2021
いじめられっ子は「放置されている空き家」であり、「働くことにつまづいたボク」です。
残念ながらボクに特殊能力はありませんが、幼い頃から「どん底から這い上がる」的な、ベタなアメリカンヒーローものは割と好きでした。
ありがたいことに、能登に通い詰める中で、ボクには師匠と崇めたい人や年代の近しいロールモデルがたくさんできました。
最近「ご縁」としか言いようのない出会いに恵まれます。
会いたいと思ってた地域広報誌の編集長さんが半年ぶりに訪れた酒屋に偶然居合わせたとか、10年来バドミントンを一緒にしてた上司が、ボクの移住先でまちづくりやってたことを今朝知るとか。
そして物事は意外にも「ご縁」によって進むから不思議— ぶー@遊び人×公務員【金沢⏩能登移住】 (@bu_asobinin) March 9, 2021
能登に移住して、空き家に住んで、できる限りはDIYでキレイにして。
友達を呼んで「ゲストハウスごっこ」して、そのうち「公務員だけどゲストハウスやってます」みたいな妄想をしてます。
副業の制限とか、地域の人との話し合いとか、いろんなハードルはあると思うけど。
「能登移住OK」な奥さんに感謝
「よぉぉし!やってやるゾォ〜〜〜!」となる日もあれば、「やっぱ無理かも。チーン。。。」となる日も。
と書いていて気づいたのですが、「私も能登行く」と言ってくれたボクの奥さんってスゴイですよね。
けどもちろん、最初から「能登移住OK」ではなかったんです。2年前くらいに能登をドライブしてて、ボクが「こんなところに住めたらなぁ」って冗談半分で言った時には「絶対ムリ!!!!!!!!」と食い気味に返されたのをよく覚えてます。
それが今では能登に友達もできて、ボクとケンカした日には一人で能登の友達のところへ逃げ込んだりするように。
「別れるか否か」の大ゲンカを2度救ってくれたのは、能登に移住した温かいご夫婦だったりします。
泣きながら駆け込んできたボクの奥さんをなだめながら、後からバツが悪そうにやってきたボクを迎え入れ、そこでまたケンカを始めるボクたちに美味しい料理とお酒、仏さまのようなお導きを施してくれたシェアハウス「ほくほく邸」のご夫婦をここに紹介しておきます。
ちなみにボクの奥さんはボクに対し、「どーせサーフィンとか海潜ったりばっかで空き家キレイになるのなんて1年後とかでしょ?」と言い、1年経った頃に金沢から能登へ移住するそうです。
「夏は能登、冬は雪山の生活へ」
を人生の当面の目標に掲げるボクを差し置いて、「私の方が先に『金沢⇄能登の二拠点生活』や!」と勝ち誇っています。
能登移住なるか!?!?
ここまで読んでいただいてお分かりのように、ボクは既に「脳内移住」を済ませています。
ボクの肉体は金沢に在れど、精神は能登に在ります。
ただ冒頭で書いたように、ボク能登移住のカギを握るのは3月末の人事異動内示です。
「引き続き今の所属で頑張ってください」なんて言われたらもう。。。
そんときゃあボクは。。。
ボクは。。。
どうすればいいですか?
バイぶ〜