こんにちは、ぶーです。
寝ても覚めても能登への移住で頭がいっぱいです。
幼い頃から毎週のように父に釣りへ連れて行ってもらった能登。
社会人になってからも冬以外は月2くらいのペースで通ってます。
ボクが理想とするライフスタイルは「夏は能登、冬は雪山の生活」。
働き方や住まい方を理想のライフスタイルに寄せていこうと、日々考えています。
まずは公務員を続けながらでも実現の可能性がある能登暮らしに向けて、勤務地の変更を希望中。
金沢との2拠点生活から始めて能登に移ります。
とはいえ転勤願を聞いてもらえるとも限らないので、公務員以外の働き方も見据え準備も頑張んないとなぁ、という感じです。
そんな訳で8月の中頃、移住の候補地を探す目的を兼ねて能登へと旅してきました。
生まれてこの方30年以上、数百回は能登へと通うボクがオススメするポイントをご紹介!
(っていう割に普通にガイドブックに載ってるところや、はじめましての場所にも訪れてます笑)
能登への移住を考える旅へ〜出発〜
【夏休みin能登】
仕事も一段落したので明日から2泊で能登へ。移住先選びを兼ねてゆるりと行ってきます。
天気は悪そうだけど、能登の好きな土地を巡れるのが嬉しい。今回は割とメジャーなところを観光気分で巡ります。
日本を一周した人すら移住する能登。リプいただけたら喜んで返事します😊
— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 6, 2020
金沢を出発する時点で天気は雨。
里山と里海の美しさこそが能登の大きな魅力の一つ。
少しテンションは低めだったものの、「住みたい場所探し」という宝探し的な目的にワクワク!
能登への移住を考える旅① 二三味コーヒー
【能登旅① 二三味コーヒー】
意外と知られてないけど、珠洲はダイビングスポット。
そのきれいな海のそばに佇むのが映画「さいはてにて」のロケ地にもなったニ三味コーヒー。
海風に吹かれながら時を忘れて美味しいコーヒーが飲めます。
すぐ側の「木の浦ビレッジ」に泊まれば最高の夏休み確定! pic.twitter.com/2mUiaTA2qf— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 7, 2020
最初に訪れたのは木の浦海岸。
コの字型の入江は波風をかわし、いつも海は穏やかです。
岩礁帯のため海の透明度は高く、シュノーケリングをするとたくさんの魚に出会うことができます。
子どもでも背の立つ浅瀬で50cmくらいのクロダイに出会えることも。
写真左手に「二三味コーヒー」というオシャレなカフェがあるのですが、コーヒーは撮り忘れました(笑
能登への移住を考える旅② 外浦の海岸道路
【能登旅②外浦の海岸道路】
日本海側に面した外浦は岩場のゴツゴツした雄々しい風景から、穏やかな内浦と比較して「男の外浦」と言われる。
どっちも魅力あふれるけど、ボクは外浦派。
サーフスポットも見つけた!!! pic.twitter.com/Eh4vnLmScq— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 7, 2020
小学生の頃からボクが大好きな風景は、輪島から珠洲へと続く海岸沿いの道路。
ゴツゴツとした岩場と透明度の高い海を左手に見ながら、右手には急峻な里山や田畑が広がります。
能登への移住を考える旅③ 輪島の千枚田
【能登旅③輪島の千枚田】
世界農業遺産に登録され知名度が上がった千枚田。
急峻な崖地が多く、広い土地の確保が難しい土地に田を作ったのは、昔の人の知恵と努力の賜物。
夜には田の縁をイルミネーションが彩り、幻想的な風景に。
道の駅が併設され、海岸沿いを走る絶景ドライブの休憩に最高です。 pic.twitter.com/a47u8QruFM— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 7, 2020
上の写真は千枚田。
観光客が多く普段は通りすぎます(笑)
その後輪島の市街地を抜け、石川県民ですらほとんど知らない土地へ。
今回の能登旅でメインの目的である民宿「漁火」を目指します。
能登への移住を考える旅④民宿「漁火」
【能登旅④民宿漁火】
輪島市の断崖絶壁から海を見下ろす「漁火」に宿泊。
定置網で採れた新鮮な海の幸を、煮る、焼く、刺身などシンプルな調理法でいただく。
NHKドラマ「まれ」の舞台、絶景の田に実った米も絶品。
食後はオーナーさんと囲炉裏を囲み、能登暮らしについて日をまたぐまで語らった。 pic.twitter.com/KMi5tfNmA4— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 8, 2020
海から切り立った崖地の縁に佇む民宿「漁火」に到着。
その存在自体はボクが幼い頃から知っていたものの、訪れるのは今回が初めて。
ボクが職場で「能登に住みたいっす!」と小さな声で叫んでみたとき、
海沿いの景色が大好きなボクに先輩方が口を揃えて教えてくれたのが民宿「漁火」でした。
歴史ある木造の建物と、居間には囲炉裏。
宿に入った瞬間に、「あぁ、こんな家に住んで漁や畑をできたらなぁ」と妄想します。
料理はオーナーさんが定置網で獲った新鮮な魚介類がメインです。
調理法は至ってシンプルながら、刺身に一切血が混ざらず身が透き通っていることからも分かるように、獲った直後の血抜きから食卓に並ぶまでの鮮度管理まで、徹底的に食材と向き合っていることが分かる料理。
完全にボク好みです。
民宿の眼下に広がる絶景の海で泳いでみたかったのですが、今回の海は大荒れ。
近々再訪して海遊びすることをオーナーの息子さんと約束して今回は景色だけを堪能することに。
能登への移住を考える旅⑤ ガイドブックは不要
【能登旅⑤ガイドブックは不要】
能登旅をするなら、まずは目的地付近の道の駅に寄るのがオススメです。
グルメ、地図、お酒など、テーマに特化したパンフレットが入手できます。
能登半島は観光に力を入れているため、県や各市町が発行する無料パンフが充実。
ガイドブックを買わずにふらっと旅が◎— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 9, 2020
学生時代の頃から結構たくさんの土地を旅してきましたが、なぜか能登は無料の観光マップやパンフレットが多い気がします。
地酒や土産物に特化したパンフレットや、各市町が「ここは!」という名所を盛り込んだ見やすいドライブマップが無料で手に入るのはありがたい。
30年以上石川県に住み夏場は月2以上能登に通うボクも知らない情報がたくさんあることに改めて驚かされました。
能登への移住を考える旅⑥ 見附島〜恋路海岸
【能登旅⑥見附島〜恋路海岸】
車で10分圏内に
・見附島
・恋路海岸
2つの名所があるんですが。。。
天気が残念過ぎる😅内浦周辺の海は、その穏やかさが特徴。
能登半島が日本海を囲むように突き出ているため、水面はいつも鏡のよう。
道中で宗玄酒造に寄り、蔵限定の酒を購入。
後はおつまみ確保や pic.twitter.com/EdiEaXu7rN— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 9, 2020
天気悪いのはホント残念ですが、穏やかな内浦の海から突き出る見附島は何度見ても「どうしてこんな形の岩が出現したのだろう」と不思議。
(でも写真上手な人って雨の日も雰囲気ある写真とるよなぁ。上手になりたい。。。)
見附島から車で5分。
宗玄酒造さんを訪れ、酒蔵でしか買えないお酒「無濾過生原酒 純米雄町」をゲット!
生酒らしいフルーティーさと、能登の地酒らしいどっしりとした味わいが最高に美味しかった。。。
能登への移住を考える旅⑦ クロダイ釣れた
【能登旅⑦クロダイ釣れた】
おふざけで彼女に貸した釣り竿にまさかのクロダイがヒット。
しかもトップで。40cmくらいかな。なんかスイッチが入ってしまったらしく、
「今日は夜まで釣りかな」とか
「キジハタってルアーで釣れる?」とかちょいちょい挟んでくる。こりゃあ帰りが遅くなりそうだな笑 pic.twitter.com/vbVV6Xdvzy
— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 9, 2020
釣れちった。。。
冗談半分の気持ちで彼女にルアーロッドを貸すと、2投目で「バフォッ!」とクロダイが水面を割って出ました。
ボクもこの釣り方で釣ったことないのに。。。
驚くボクの隣で彼女はいっちょ前にルアーロッドのグリップエンド(手前側の端っこ)をお腹にあてがい果敢にファイト!
かと思いきや、
「キャー!痛い〜〜〜!助けて〜〜〜!」
と絶叫。笑ってるのか必死なのかよく分からない表情をしている。
しばらくは笑いながら見ていたのですが、どうやら本気で助けを求めているらしいと気づき、ルアーロッドを受け取り無事クロダイを取り込みました。
「(次に向かう)ほくほくさんへのお土産ができたね」
とボクが喜ぶと、
「もう1匹釣って晩ご飯に食べる!」
と意気込む彼女。
これはハマってしまったかな。笑
能登への移住を考える旅⑧ ほくほくさん家
【能登旅⑧ほくほくさん家】
旅の最後は穴水町でシェアハウスを運営するほくほくさん(@hokuhokuto1 )&しのさんの元へ。・夕焼けの中で舟釣りを
・無農薬栽培の畑で収穫
・一緒にコロッケづくり
・自給自足の食卓を囲む能登暮らしを半日に詰め込んだ濃密さなのに、お二人の笑顔に深く癒やされた。 pic.twitter.com/CxR7CtRWNr
— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 10, 2020
ボクが能登旅の様子をツイートしていたのを見つけて連絡をくれたほくほくさん。
「ウチに寄ってってください」と。
ずっと遊びに行きたいなぁと思っていたけど、シェアハウス「ほくほく邸」も軌道に乗って忙しいかなぁと少し二の足を踏んでいたところへのお誘い。
旅の最後をほくほく邸で締めくくることができるとは!
ほくほく邸は石川県穴水町に移住したほくほくさんご夫婦が営むシェアハウス。
田舎暮らしを実際に体験し、移住後のミスマッチに対する不安を解消しつつ移住の準備を進める「二段階移住」にもってこいです。
ほくほく邸最大の魅力はなんといってもご夫婦のお人柄。
肩肘張らずに田舎暮らしを楽しむ姿に、見ている側が癒されちゃいます。
ほくほく邸については、ほくほくさんご自身がブログを書かれているのでリンクを貼っておきますねっ!
能登への移住を考える旅〜まとめ〜
普段からしょっちゅう海遊びをしに能登へと通うボクですが、「住みたい目線」で地域を見ると全く違ったものが見えました。
目線を変えれば旅から得るものは180°変わる。
毎週のように釣りに出かけた能登も、住む場所として訪れると見え方は変わった。
・普段歩かない路地裏
・住民さん同士の会話
・古くから伝わる伝承
・気候、風土と食文化
・商店が生き続く理由遠方に旅ができないと嘆くより、未知なる地元を掘り下げたい
— ぶー@遊び人×公務員 (@bu_asobinin) August 11, 2020
これからも能登へ通います。
能登通いの様子や移住までの道のりは普段ツイッターでつぶやいてますので、見ていただけると嬉しいでっす!
ではでは。
今日はこれにて!
バイぶ〜