こんにちは。ぶーです。
ボクが「遊び人ブログ」を開設して5か月が経ちました。
今回の記事で32記事目です。
節目とするにはちょっと中途半端なタイミングではあるのですが、そういえばボクがブログを書く理由ってなんなの?と一度「棚卸し」をしたくなりまして。
というのも最近こんな出来事がありました。
職場のトイレでバッタリ会った先輩に言われたのです。
「昨日久々にブログ見たけど、更新の手が止まっているようだね。シェアハウスを作る件とか、あれこれ手を広げすぎて行き詰まってるんじゃない?書いてる内容や考え方もコロコロ変わっている印象を受ける。成長している証拠とも取れるけど、一貫性がない人は信頼を失うこともあるし。なんでブログを書くのか、立ち止まってもう一度考えてみたら?」
図星過ぎて泡吹いて卒倒しかけました。
先輩はボクのことを普段から気にかけてくれていて、ボクも先輩を尊敬しています。
迷ったり行き詰まったり、自分なりに精神をすり減らしながらも一生懸命やっているつもりだったので、グサグサ言われ過ぎて正直ちょっとだけ腹も立ちました。
ですが腹が立つということは自分自身が認めている証拠。
今一度「公務員のボクがブログを書く理由」について振り返ってみます。
結論:公務員のボクがブログを書く理由
まずは結論から。
ボクがブログを書く理由は3つあります。
・自分と向き合う(思考整理する)ため
・ブログは価値観を伝える名刺になる
・人生に行き詰まった人を励ませる存在になりたい
それでは順にご説明し・・・たいところなんですが、先に「なぜ1円も稼げない(稼がない)の?」というところからお話させてください。
その方がブログを書く理由(=メリット)に説得力が出るかな、と思いますので。
ちなみにボクは、ブログを書くことは「稼ぐ」以外にもメリットがありすぎると思うので、ブログを書いています。
前提:公務員はブログで稼げない(抜け道はあり)
まず前提として、この「遊び人ブログ」は収益化していません。
(仮に収益化を目指したところでこのブログがお金を生まないであろうことは棚に上げます(泣))
収益化しない理由は次のとおり。
公務員がブログを収益化すると「副業の制限」に抵触する
公務員の副業は制限されています。
副業の制限解除を申請したうえで収益化している事例もありますが、副業が認められるのは「公益性」があるケースだけです。
ボクのブログに「公益性」はないので副業として認められません。
(関係規定をまとめると1記事のボリュームになるので省略します。ご興味がある方は「公務員 副業禁止」などでググってみてください)
そもそも「ブログで稼ぐ」ってどういうこと??
そもそもブログって収益化できんの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、日記系以外のブログを書いている人は大抵の場合、収益化を目指している印象があります。
(ちょっと話はそれますが)収益化の仕組みを簡単に説明しますと。。。
「オススメのクレジットカード5選!」とかで書いて、それぞれのクレジットカードを紹介した文章の後に、クレジットカード会社のバナー(広告)を貼って、そのバナーを踏んだ読者がクレジットカードを作成すると「チャリーン!」とブロガーさんにお金が入る。
こんな感じです。
この方法は「アフィリエイト」という収益化方法ですが、他にも「アドセンス」とか「純広告」とかの方法もあります(これらの内容については、長くなるので説明は省略します)。
公務員がバレずにブログで稼ぐことはできる?
ちなみに“身バレ”せずに(匿名でこっそりと)ブログ収入を得る方法もネット上では紹介されています。実際にTwitter上では公務員の立場を明かしながら匿名で収益ブログを運営している方もよく見かけます。
正直に言うと、一度はボクも匿名で収益化ブログを運営することを考えました。ですが「ボクがブログを書く理由はなんだ?」と考えたときに、
「顔を出してブログを書く」 > 「匿名ブログで稼ぐ」
の結論に至ったのです。
ちなみにこのブログ上では実名・自治体名は明かしていません。「公務員辞めたい」という発言自体が一人歩きして組織に無意味な迷惑がかかることを避けるためです。
組織の改善を意図するなら、問題点を明確に提示した上で、改善提案まですることが必要と考えています。
公務員のボクがブログを書く3つの理由
前置きが長くなりましたが、ボクがブログを書く3つの理由をもう一度書いてみますね。
・自分と向き合う(思考整理する)ため
・ブログは価値観を伝える名刺になる
・人生に行き詰まった人を励ませる存在になりたい
それでは順に説明させてください。
ブログを書く理由①:自分と向き合う(思考整理する)ため
ボクがブログを書く一番の理由が、「自分がどう生きたいか、自分と向き合うため」です。
きっかけは「公務員辞めたい」でした。(初記事がそのまんまのタイトルです(笑)。今となっては恥ずかしいけどリンク貼っておきます)
公務員を辞めたいといっても、起業したいとか、他にやりたいことができたとか、そういった前向きな気持ちはありませんでした。自分の仕事に全く意味を見出せないことがただただツラかったというだけです。
それで、「辞めたいのはそもそも何で?」「辞めてからどのように自分は生きていきたいの?」
という問いかけを、ブログを通じてやってみようと。
「何でブログなの?」と問われれば、「友達に勧められたから」というなんとも安直な理由なんですが。その友達いわく、人に読まれることを前提に書く文章は思考整理になるとのこと。
悩みを誰かに相談するうちになんだかスッキリした!という経験は皆さんにもあるかと思います。
人は自分の感情を言葉にする過程で思考が整理されていくらしいのですが、「人に話す」より「読まれる前提の文章を書く」方がどうやら効果は大きいようです。
というのも「人に話す」ときには、頭に浮かんだことを相手に話すこと(アウトプット)で終わるのに対し、「読まれる前提の文章を書く」ときには、書いた(アウトプット)後に「伝わるかなぁ?」と自然と読み返す(インプット)からです。
ブログを書く理由②:ブログは価値観を伝える名刺になる
公務員を辞めて独立することを考え始めてから、とにかく人と会うことを意識しています。人と会うと言っても闇雲に交友関係を増やすわけではありません。
自分の進みたい方向性の先を行く人たちとの接点をつくるよう心がけています。ボクの場合で言うと、ゲストハウスやシェアハウスのオーナーさんや、ブログやYou Tubeをとおして情報発信に携わる方です。
とはいえ自分が会いたいと思う人は、大抵の場合「忙しい人」です。1対1で会って相手の時間を奪う訳にもいきません。
ですから、例えばですが。。。
ボクが参加対象外の「ゲストハウスインターン」にビールの差し入れを持って見学させてもらったり、東京で開催される「ブロガー忘年会」に行ったりしてきました。
もちろんボクの「時間」と「お金」にも限りがあるので、チャンスはできるだけモノにしたい(=仲良くなりたい人に覚えてもらいたい)と思っています。
しかしたくさんの人が集まる場だと特に、名刺交換をするだけでは自分が「たくさんの中の一人」になってしまいます。
そこで相手と会話をする中でブログを書いていることを伝え、名刺の裏に「遊び人ブログ」と書いて渡します。(名刺にURL書けよって話なんですが、自治体のメールアドレスの下に個人ブログのURLを貼るのもどうかなと思って書いてません。)
こうすることで相手の時間は奪わずに、自分のやりたいことや考え方を伝えることができるんですね。当然相手がブログを読んでくれるかどうかは、相手次第なんですが。そこは第一印象でインパクトを与えられるよう頑張ってます(笑)
実際にブログを読んだ方から「シェアハウス見に来ませんか?」と連絡をいただいたこともあります。
ブログを書く理由③:人を励ませる存在になりたい
独立を志して、ブログを書いて、人と会って。。。
なんかいかにも「ボクは頑張ってるぞ〜!」的なことを書いてしまいましたが、実際はツラいことの方が多いです。
あれ?自分何やってんだろう?公務員続ける方が楽じゃね?イヤ、でも今に満足したくないし!でも無理かなぁ・・・みたいな。
しばらくはブログを更新できないどころか、「何もやる気が出ない」という無気力状態になったこともありました。
>>>関連記事:「何もやる気が出ない」ツラい状況から抜け出すために
で、この状態は想像を絶するツラさなんですが、どうやら「あるある」らしく。仕事を辞めるとか、起業するとか、何かしら人生に大きな変化を起こそうとすると、割と高確率で陥る症状らしいですね。
ちなみに心理学用語(?)で、アイデンティティ・クライシス(自己喪失)というそうです。
自己喪失とは上手く表現したものだなぁと思いますが、これは「心の筋肉痛」みたいなものだとボクはとらえてます。
強いカラダをつくるためには筋トレして、いったん筋肉痛になる必要がありますよね。その後に超回復(前より筋肉が成長すること)を迎えると。
色々と行動しつつ、考えに考え抜いてたどり着いた先に、自分なりの生き方を見つけられるんじゃないか。そう思って頑張ってます。
まだまだボクが誰かを励ますなんておこがましいと思ってます。だけど悩んだり、迷ったり、弱音を吐いたり。
今の弱っちぃボクのことを等身大でブログに書くことで、ボクのように「人生の壁」にぶつかっている人の励ましに「いつか」なれたら。そう思ってツラい日もブログを書いてます。
まとめ:公務員がツラいならブログを書こう!
ボクが「公務員辞めたい」と職場でも公言するようになってから気づいたんですが、ボクが抱えるツラさは同僚も同じく抱えているようです。
業務の内容、量、上司を自分で決められないことや、熱意を持った職員が考えた事業も「説明のしやすさ」や政治的な力で歪められること。
だけどこれらは「色々な経験を積める」とか「選挙によって選ばれた政治家の意見が行政に届いている」とも言い換えることができるわけです。
自分の生きづらさの原因を「他人」や「組織」に見出しているようでは、きっといつまでたってもやりがいなんて見出せない。
大切なのは、自分が「どう生きたいか」を見つめること。
関連記事>>>「“やりがい”がないから仕事辞めたい」という人は、仕事を変えてもやりがいは見出せない
ブログを書くのはそれなりに時間がかかるし、自分の黒い部分と向き合うことにもなるのでしんどいです。だけどデメリットをはるかに上回るメリットがあると、ボクは思っています。
公務員に限らず、今の生き方に疑問を感じるようであれば、ブログを書いてみるのもアリだと思います。
もしこの先、ボクのブログを読んで「ブログ始めたよ」なんて方が現れたら、そんな嬉しいことはないです。ツイッターで連絡くださいね!
な〜んて。妄想しつつ今日はこの辺で。
バイぶ〜