自分と向き合う日記

脱公務員を決意するまでの出来事と心の変化③(3か月目〜悩みの渦から僕を救った、母親の言葉〜

 

「公務員辞めようと思う」

 

 

僕は久々に実家に戻ったとき、夜も遅かったけれどまだ一人起きていた母に言いました。

 

 

「いつ辞めようと思ってんの。あと辞めてどうするかは決まってんの」と聞く母に、僕は

 

 

「次の3月で辞めようと思う。辞めて何するか、具体的には決めてない。けど・・・」

 

・今の仕事に意味を見出せず、職場にいる間まったく頭がはたらかないのがツラい

・今の生活をこの先30年続けることは自分にとって幸せではない

・場所、時間、仲間を自由に選べて、自分にとって価値があると思える仕事をしたい

・お金やモノは必要な分だけあればいい

・勉強のための読書と、頭の整理としてのブログを始めた

 

と、伝えました。

 

 

母からの厳しい言葉「甘えでしかない」

母は僕の話を黙って聴き、僕がひとしきり話し終わったのを見届けてからこう言いました。

 

「あんたが今の仕事が手につかないというのは甘えでしかない。あんたは昔から一つのことに集中すると周りが見えなくなる。今、仕事に集中できないのは独立したいって強い思いに思考が奪われているだけ。」

 

確かに、言われてみるとその通りです。

 

僕は自分の中に強い衝動が生まれたとき、周りが見えなくなるほど没頭してしまいます。

 

学生時代、どうしてもバーテンダーになりたい!という思いに駆られ、当時アルバイトをしていた映画館に断りもなくバーでアルバイトをする約束を取り付けてしまったことがあります。

映画館のアルバイトを辞めることを事後報告したとき、2年近くかわいがってくれた映画館の社員さん方に愛想をつかされてしまいました。

 

順序が違うと。

 

結局のところ、僕は32歳になっても変わっていないのです。

 

 

母親に反対されることは想像していましたが、反論すらできない状況に

 

(あえなく撃沈か。。。僕・・・弱っ)

 

(今日のところはいったん引き下がって、ちゃんと説得できるだけの材料(事業計画的なやつ)を揃えて再挑戦しようか。。。)

 

(やっぱり予想していたとおり、反対されたなぁ。。。)

 

 

なんて心でつぶやいていました。

 

 

しかし話は終わりませんでした。

 

母からの意外な言葉「とことんやってみなさい」

 

話し合いを終えようとする僕に母は意外な言葉を続けます。

 

 


読書もブログも、あんたが必要と思うことをとことんやってみなさい。今の仕事もこれまでの2倍集中して頑張りなさい。

そうすれば時間は確保できる。

今あんたが持ってる資源・・・安定した収入、専念できる環境をフルに活かしなさい。

3月で辞めたい、あんたはそう言ったけど、新たな挑戦をするために最適な時期を判断しなさい。

貯金が底を着く恐怖に心が蝕まれることがないようにしなさい。

 

何をするにも心が一番大事。

 

前にも言ったことがあるかもしれないけど、あんたにつけた名前の意味は

 

自ら考え、自らの道を行きなさい

 

だから。

 

とことん、やってみなさい。

 


 

久しぶりに母親の前で涙をこぼしました。

 

僕を心配する気持ちはあったはずです。

まだ自分の決意を十分な言葉で語ることすら出来ないんですから。

 

「やりたい」は「やらねばならない」に勝ると気づいた

得体の知れない道に進もうとする子の背中を押した母親の勇気は僕の考えに変化をもたらしました。

 

もう公務員を続けることはできない。

次の3月までもつかどうかも分からない。

 

硬直した僕の頭はいつしか

 

次の3月までに辞める準備を「やらねばならない」

 

と僕に思わせていました。

 

ですが3月という時期は誰が決めたわけでもない。1年延ばしたっていい。

それが自分の挑戦にとってベストなタイミングなのであれば。

 

けど新たな挑戦をするなら、ワクワクしたいなら、それは早ければ早い方がいい。

だから3月までに準備をして、次の4月から新たな挑戦を「やりたい」。

 

3月という時期は同じでも、「やらねばならない」から「やりたい」へと気持ちが切り替わったとき、頭の中がクリアになり自分のすべきことが見えてきました。

 

一番大事なのは自分の心。

次に健康な心の基礎となる、健康な体。

その次が時間。

 

心と体の健康を最優先に、最大限の時間を確保する。

 

 

具体的な方法として、

 

・毎日の運動

・お酒飲まない日を作る

・朝は2時間早く起きて作業に当てる

・仕事では本当に必要なことのみに集中し、残業はしない

・週末は1日10時間の作業時間を確保する

 

ことを実践するようになりました。

まだ目に見えた成果は出ていませんが、母親の言葉が僕に前を向かせた。

そのことに感謝しつつ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビール飲んで寝よ!!!

 

 

 

 

あ、そーいや今日運動してないや。。。

 

 

 

バイぶ〜

 

 

【2020.3.2追記】

久々に初期の頃の記事を自分で読んでみて、「身勝手なことばっか書いてんなぁ」と思いました(笑)。

一方で「なんかこの頃は楽しげに書いてるなぁ」とも。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。本当に嬉しいです。

 

この記事を書いた後も、少しずつ気持ちは変化してます。

下のリンクは、一番思い入れのある記事です。良かったら読んでみてください。

 

>>>関連記事:やっと気づけた。ボクは自由に生きたいんじゃない。じいちゃんのように死にたいんだ。