シェアハウスづくり

畳からカーペット敷きへ。床のDIYをお手伝いしました。〜プロジェクト1日目〜

さぁいよいよ動き出しました。

「空き家DIYしてシェアハウスつくろう」プロジェクト第1日目です。(←2020年1月25日)

 

プロジェクトのコンセプトは「夢さえあれば、お金がなくても自分たちの手で住む場所は作ることができる」

 

我ながらカッコいいコンセプトを考えついたものだと自分に酔っていたのですが、早くも気づいてしまいました。

 

無いのはお金だけではないということに。。。

 

プロジェクトに必要な知識、ノウハウ、材料etc…

すべてがない。

そもそもDIYする空き家すらない。

 

 

ということで、何はともあれ体験が一番。

空き家をDIYしてシェアハウスづくりに挑戦中のほくほくさん、しのちゃんの元へ、「お手伝い」の名目で勉強しに行ってきました!

(写真:DIY中の(元)空き家)

 

(↓↓↓プロジェクト内容の記事をまだお読みでない方はこちらからどうぞ↓↓↓)

関連記事>>>空き家をDIYしてシェアハウスをつくってみようと思います

 

 

まずは床張替えDIYの手順説明

まずは作業手順について、ほくほく先生(右)から手ほどきを受けます。

今回はプロジェクト第1回目。しょーへー、たっつ(左)、ボクの3人は少し緊張しながら、ほくほく先生の説明を熱心に聞いております。

その間、しのちゃん(中央)は外敵の侵入がないか外を見張っております。

(ちなみに集落周辺は平和過ぎて家の鍵を閉める人はいないのだとか。。。)

 

今回の作業手順はこちら。

1 下地となる骨組みをつくる

2 骨組みの間に断熱材を入れる

3 断熱材に等間隔で木片を埋め込む

4 合板を乗せる

5 カーペットを敷き詰める

 

もともとは畳が敷いてあったらしいのですが、劣化していたため畳は既に撤去してあり、下地となる骨組みづくりからスタートします。

 

DIY1 下地となる骨組みをつくる

撤去した畳の下は、木材が打ちっぱなしの状態でした。

木材の間にはすき間や段差があるため、カーペットを敷く下地からつくる必要があります。

 

まずは角材を230mm間隔に並べ、ビスを打ち込んでいきます。

単純な作業なのですが、ここでほくほく先生の技がいきなり発動しました。

ほくほく先生の華麗なるDIYスキル①端材使い

一度ずつ230mmの間隔を測るのではなく、230mmにカットした端材を使って角材を並べていく。

この技は作業効率を上げるだけではなく、ボクたち素人3人組のミスを防ぐ意味でも役立つ。。。はずでした。

 

ところが角材を並べていくうちに、なぜか段々と角材が並行の列を乱すようになっていったのです。

 

理由は分かりません。(ボクは足の指先に少しの痛みを感じていましたが、角材を小突いた訳ではありません。きっと寒さのせいです。もしくは痛風)

 

理由はわからないのですが、見た目からして明らかに角材の並びが斜めになり始めていたので。。。

プロジェクトメンバーの珍技①「奥義!ずらしっ」

 

ボクは正月太りの背中の影で、ほくほく先生の目を盗んで「奥義!ずらしっ」を使いました。

そうです。230mmの端材で角材の間隔をきっちりとったあと、そーーーっと角材を目視でずらす技です。

 

ボクの「奥義!ずらしっ」により、(見た目には)キレイに並んだ下地ができました。

 

DIY2 骨組みの間に断熱材を入れる

ボクも初めて知ったんですが、畳は優れた断熱効果を持っているらしいんです。

だから畳の下はすきま風ビュービューの状態でも大丈夫だったと。

ですが今回はカーペット敷きにしますので、自分たちで骨組みのすき間に断熱材を入れる必要があります。

 

ほくほく先生の華麗なるDIYスキル②緻密な設計

ここでまたもほくほく先生が技を繰り出しました。

断熱材は全部230mmに切っちゃってください。そしたら骨組みの間にぴったりはまりますんで」

 

 

 

 

。。。

 

 

 

。。。。。。

 

 

 

 

 

 

ボク:「に、230mm?」

 

先生:「はい、230mmです」

 

 

ボクはこのとき、早くもDIYの難しさ、怖さを知りました。

ついさっきまで「奥義!ずらしっ」とか言って230mmルールを無視したことを激しく後悔しました。

 

ボクが白目を向いて鼻水を垂らしながら天井を仰いでいる横で、しょーへーが1歩、前に歩み出て言いました。

 

「分かりました」

 

プロジェクトメンバーの珍技②「3Dプリンター」

しょーへーは並べられた角材の間隔を一瞬で測り、断熱材を正確無比に切り出していくという妙技「3Dプリンター」を見せつけました。

 

しょーへーの働きにより、ボクの失態は見事にカバーされ、無事断熱材は骨組みの間に収まったのです。

 

ボクは思いました。

 

(カッコいいのは顔だけにしとけよ)頼りになる後輩に恵まれて本当に良かった」と。

 

 

DIY3 断熱材に等間隔で木片を埋め込む

骨組みの間にはめ込んだ断熱材に、等間隔で木材を埋め込む作業です。

この後の作業で骨組みの上には合板を貼り付けるのですが、ごくごく微かにではあるものの、骨組みの間の部分で合板が重さでたわむことがあるとのことです。

人や家具などの重たいものを乗せても床板となる合板がたわむことのないよう、木材を埋め込むそうです。

 

そして先生はここでもボクたちを魅了します。

ほくほく先生の華麗なるDIYスキル③

もうここまで来ると神業としか言いようがないのですが。。。

 

 

先生はおもむろに木材を機械に固定したかと思うと。。。

 

 

 

 

「すんっ!!!」

と音を立てて手刀で木材を埋め込みサイズにカットしだしました。

 

プロジェクトメンバーの珍技③

これを見せられた「攻め系」のたっつ。

黙っていることはできなかったようです。

 

 

先生が切り出した埋め込み用の木材を断熱材にあてがうと。。。

 

 

 

 

「えいやっ!!」

のかけ声で、手のひらで断熱材に木材をメリこませるという大技を見せました。

 

 

 

(はい。すみません。ウソをついたことは謝ります。決して書いている途中で早くビールが飲みたくなって、投げやりになった訳ではないということだけはご理解ください)

 

DIY4 合板を乗せる

ここまでくれば完成も間近。

合板を乗せてビスで固定していきます。

そして合板を取り付け終わったら。。。

 

DIY5 カーペットを敷き詰める

合板の上にカーペットを敷き詰めていきます。

 

 

 

そして。。。

 

 

 

 

完成!

 

とっても快適な住空間が出来上がりました!

 

 

まとめ

 

「空き家DIYシェアハウス化プロジェクト」第1回目。

ボクは邪魔とヘマしかしませんでしたが、それでもほくほく先生やしのちゃん、しょーへーとたっつのおかげで無事床の張替えDIYが完了しました。

 

ほくほく先生、しのちゃん、本当にありがとうございます。

 

早く自分たちで空き家を見つけて、自分たちでDIYをしてみたいと思いました。

(小学生みたいな感想ですが、早くビール飲みたいので許してください)

 

 

 

関連記事>>>「空き家シェアハウス化プロジェクト」メンバー紹介

 

 

おまけ

ちなみに、今回かかったコストはこちら。

・「大人5人」

・「3時間」(実働時間で)

・「3万円」

 

帰ってから調べてみたところ、今回のDIYと同じ内容を専門業者にリフォーム依頼すると、軽く10万円は超えるようです。

 

「大人5人」と「3時間」はコストであるのかもしれませんが、とっても楽しい時間だったので、ここはゼロカウントです(←都合いい)。

 

DIYいいですねっ!

 

 

 

 

 

 

バイぶ〜